北信濃の飯山は 全国でも有数の豪雪地帯。 だからこそ、待ちに待って ようやく来る遅い春は殊のほか美しく 何もかもが一度に咲き揃います。 毎年、4月下旬から5月初旬にかけて 飯山市の瑞穂にある菜の花公園一帯は 黄色一色に包まれます。 澄み切った空と、遠くに見える北信五岳と その下を静かに流れる千曲川・・ そよ風にさざ波のように揺れる菜の花・・。 その中に身を委ねると、 なぜか懐かしささえ覚えるから不思議。 もしかするとそれは ここ飯山が、唱歌“朧月夜”が生まれた 土地だからかもしれません |
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菜の花畑に 入日薄れ 見渡す山の端 霞ふかし
春風そよふく 空をみれば 夕月かかりて 匂い淡し |
この作詞の高野辰之は、ここ北信濃出身。 “故郷” “春の小川” “紅葉” 一度は口ずさんだことのある歌・・ 同じ人が詠んだ歌です。 |
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うさぎ追いし かの山 小鮒釣りし かの川
夢は 今も めぐりて 忘れがたき ふるさと
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ここは、誰もが心の中に描いている遠い故郷の情景に どこか似ているのかもしれません。 2001年5月6日 |
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| 再び 菜の花公園 |
今年もまた、飯山に菜の花の季節がやってきました。 全国的に春の訪れが早く、ここ飯山の菜の花公園も、いつもより早そう。 花の一番美しい時が、どんなに短いか・・ 今まで何度も悔しい思いをしている私達はいてもたってもいられず、 菜の花公園へと走ったのでした。 |
遠くに赤い橋が見えるでしょう。 あの橋を渡って、こちらに来るのです。 橋の上から、この辺りを見ると、 もう一面黄色の絨毯 今年も来てくれましたね 待っていましたよ、 と私達を呼んでいるようです。 一年ぶりですね、菜の花、 随分増えましたね。 私達も、思わず少しだけ アクセルを踏みなおして急ぎます。 |
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あまり菜の花が綺麗なので、 ダンさんの制止も聞かず、 奥へ奥へと進んでいきました もちろん、花の茎を踏んだりは しなかったけれど やっぱりそれはいけない事・・ ほら、だから言っただろう 黒いパンツに黄色い花粉が イッパイついて ばれちゃう・・ばれちゃう・・と 笑いころげたふたりでした。 |
私達が訪れた次の日 この菜の花畑で、一組のカップルが結婚式を挙げたそうです 菜の花に祝福された花嫁はさぞかし美しかったことでしょう いつまでも いつまでもお幸せに・・ 2002年4月7日 |